巻き爪、陥入爪

巻き爪・陥入爪とは

 巻き爪は文字通り内側に爪が巻いた状態です。
 これに対して陥入爪は爪が周囲の皮膚に食い込んでいる状態です。症状が軽いうちは痛みを感じるだけですが、進行すると腫れ、肉芽が生じ痛みも強くなってきます。
 また、巻き爪に陥入爪を合併することもあります。

治療

 巻き爪に対しては、ワイヤーによる矯正を行っています。爪に小さな穴をあけ弾性ワイヤーを通し固定します。ワイヤーがまっすぐに戻る力を利用して巻いた爪を平坦に戻します。自費診療です。

 
診察料:1100円 (初・再診とも)
 処置量:1650円 (1趾につき)
 ワイヤー代:4400円 (1本で3回ほど使用可能です)

 陥入爪は皮膚に食い込んだ爪の刺激を緩和するために皮膚と爪の間に綿を詰めるコットンパッキングや食い込んだ皮膚をテーピングで引っ張る治療などを行っています。
 食い込んだ爪を切ると一時的に症状は緩和されますが伸びてくるとまた痛みが出てきて同じことの繰り返しになってしまいます。また深爪することで巻き爪になってしまうため好ましくありません。
 痛みが出てきた場合は深爪せず早めの受診をお願いします。